7/8インチスケール・ハンスレット2014年08月18日 16:19

 Accucraftの7/8インチスケールのハンスレットです。約13.7分の1で、ゲージは32mmです。この縮尺でいくと、18インチゲージの機関車の模型ということになります。もちろん、45mmゲージにもなります(その場合は、2フィータですね)。
 7/8インチスケールは、イギリスでは大流行していて、アメリカへも伝染しています。一方で、日本では模型雑誌などが取り上げることはまずないでしょう(TMS以外は見ていないので、憶測ですが)。16mmスケールでさえ、取り上げられませんからね。そもそも、日本にはGスケールもほとんど根付いていない感じがします(日本車の製品がないなどから)。13mmゲージがあるくらいだから、13mmスケール(23分の1くらい)にして、45mmの線路にのる日本の車両を作れば良いのにな、と思います。長さはデフォルメして短くしないと駄目でしょうけれど。
 余計なことを書きました。レディ・マドキャップにそっくりの機関車で大変満足です。赤い塗装のものも、注文してあるのですが、なかなか届きません。とてもよく走ります。走りっぷりの良さもも、やはり大きさゆえでしょうか。
 大きいわりに、水面計もなく、軸動ポンプもありません。このシンプルさが良いと思います(水面計がないかわりに、オーバフローバルブがある)。走行時間を長くする必要などないし、部品数を増やす必要もありません。おそらく、オープンキャブなので、バックプレート周りのディテールを優先して、水面計を付けなかったのでしょう。ダミィの水面計はあります。あと、非常に小さい(直径1cmくらいの)圧力計が付いています。一発点火で、オイルも吹き飛ばさず走りました。ちなみに、給油機は、煙室の前にあります。
 アメリカの模型店が、この機関車の石炭焚きの改造キットを出しています。少し興味がありますが、石炭焚きのハンスレットは、5インチで4機もあるので、もういいかな、とも思います。
 Accucraftの7/8インチスケールは、Emma、Fairymeadに続いて3機めですが、既に数台の発売予定が発表されています(そのうち4台を予約しています。全部出るかな、と懐疑的)。

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