さすがはドイツのモデル2013年11月06日 13:22

 ReppingenモデルのGernrodeを走らせました。昨日整備をして、いきなりのスチームアップでしたが、レギュレータを開けたら、すっと静かに進みだしました。驚くほど滑らか。煙突からは水もオイルも飛びません。その後も、まるで電動のLGBのように静かに走りました。ガスも水もなかなか減らず、いつまでも走り続けます。重いので力も大変強そうです。
 まず、ラジコンのサーボですが日本と同じ規格だとわかりました。したがって、手持ちの受信機をつければ良いのですが、古い受信機しかなく、マッチ箱2段重ねくらいのサイズです。この機関車のキャブで、受信機があったと思われるスペースはその4分の1しかなく、とても入りません。それくらい小さい受信機だったのですね。日本でも最新型は小さいとは思います。というわけで、運転はマニュアルです。
 あと、サーボは4機もあって、逆転機、レギュレータ、ホィッスルのほかに、連結器の解除(アンカプラ)もできることがわかりました。滑らかでスローも利くので、ヤードで貨車の入れ替えもできると思います。ちなみに、よく書いている「スローが利く」の意味がわからないとメールをいただきます。これは、ゆっくりと走ることができる。それだけ、ギアなどの調整が行き届いている、高性能だ、という意味です。
 ドイツの機関車の特徴は、シャーシや動輪が赤いこと。ランプが前も後ろも3つあること。といった幼稚なことしか言えませんが、なによりもやはり「きっちり」しています。LGBの客車を3両引かせてロングランを眺めて楽しみました。
 給水は、スチームドームからハンドスプレィで行えます。ガスタンクもしっかりしていて、注入口、バルブもまったく漏れません。オイルが飛ばないのは、おそらくトラップがあるからでしょう。走らせても、機関車が全然汚れません。蒸気もどこからも漏れません。近づかないと、ライブスチームだとわからないと思います。ボディやディテールは強度があり、非常に頑丈。屋根はのっているだけですが、屋根を閉めても、レギュレータもガスバルブも操作ができ、行き届いたデザインだなと感じました。難をいえば、ネームプレートがやや安っぽいくらい。
 このメーカのライブスチームは初めてでしたが、また買える機会があったら欲しいと思います。それくらい素晴らしい出来だと思いました。主にキットで販売をしているようですが、アキュクラフトのように値段は安くはありません。
 落葉焚きも同時にしているので、見上げると、煙でこんなふうでした。

コメント

_ わんこまま ― 2013年11月06日 14:28

まるで空に広がる旭日旗!
ご降臨があったり~。

_ はらいそ ― 2013年11月06日 18:22

性能やディテールはいいのに、イマイチぴんとこないのは、カラーリングのせいかなぁ・・・。社長のカラフル機関車たちに毒されたかな。

_ 帽子屋さん ― 2013年11月07日 12:43

今日和。ドイツの機関車、写真を見て頼りになりそうな感じがしました。
「スローが利く」→高性能に繋がるとは思っていませんでした。
スロースピードも安定感のある走り、位の意味だと思っていました。

私にとっての意味不明、それは「マッチ箱2段重ね」。
500本くらい入っていたマッチ箱しか想像できないのですが、違いますよね?
もしかして、ホッチキスの箱(マックス針No.10[1000本入])位の大きさでしょうか?
名刺の箱とかは想像できるのに、「マッチ箱2段重ね」が分からない。
修行が足らない未熟者です。

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