レーマンのジャイロカー2013年02月05日 11:40

 一昨年の11月に入手したものと同じ、ドイツのレーマン社のジャイロカーを入手しました。写真で、下が今回入手したもので、塗装の色が違います。車両の下半分が赤ではなく黄色、そして台車もオレンジ色です。
 今回も、アメリカで販売された製品で、アメリカの人から譲り受けました。前回入手したものは、欠品はないものの歯車が摩耗しているため作動しませんでしたが、今回のものは、状態が素晴らしく、完全に作動します。
 裏面のパテントの記述を見ると、上の今回のものでは、1912年と1913年のパテントが1行ずつ左右に分けて書かれています。前回のものを下に並べましたが、これには1912年と1913年の記述が2行で書かれています。製造されたのは1913年以降だということになります。
 100年まえのブリキのおもちゃが、こんなに完全な形で残っていることがまず奇跡的です(たぶん、ほとんど遊んでいない)。
 「ジャイロモノレール」のカテゴリィにしていますが、これは、「ジャイロカー」です。レールの上は走れません。ゼンマイではなく、弾み車で、床をゆっくりと倒れずに走ります。壊さないように、なるべく動かさないで保存しましょう。