変な機関車2台のつづき2013年01月21日 15:52

 昨日のレポートは、最初、これを32mmゲージと書いていました。2台とも45mmゲージです。
 昨日分解中の写真しかありませんでしたが、この写真がほぼ全体像です。ただし、サイドタンクが取り外してあります。エンジンがどうしても回らないので、今日は行けるところまで分解しました。
 ポット式なので、バーナでボイラを炙ります。今はまだ芯がありません。火を入れた跡はなく、一度も走っていないようです。
 それもそのはず、エンジンに致命的な欠陥が見つかりました。なんと、V型2気筒エンジンの給排気を左右対称に作ったため、左右のエンジンがそれぞれ逆へ回ろうとするのです。逆転機の次に給排気を振り分けるブロックがあって、内部が見えないので最初は気づきませんでした。かなり珍しいミスです。
 というわけで、この機関車は走った経験がないことは明らかです。とりあえず、片方のピストンの銅パイプを切断し、シリコンチューブでつなぎ直しておきました。エアーテストでは回るようになりました。上の写真で少し見えるチューブがそれです。分解してわかりましたが、エンジンも完全に自作品です。
 さて、もう1台のバトル・オブ・ブリテン風のMamodですが、こちらは、油を注したりバネを調節したところ、1kg/cm2ならば動輪が回るようになりました。はたして、炙り式ボイラにそれだけの力があるかどうか。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック