Cricket2012年06月25日 09:26

 アメリカのロギングではけっこう有名な機関車で、Cricketと呼ばれているギアードロコです。プロトタイプは、Byers社の小さな機関車で、これは写真だとTボイラのようです。模型の方は、Berkeley Locomotive Worksが最初に生産し、1990年から1994年に130台が出荷されたそうです。その後、しばらく絶版となり、マニアが自作をしていました(クラブで共作されたこともあります)が、数年まえに、Westminster Locomotive Worksがmark IIとして再生産を始めました。このとき、赤い色を指定して予約したのですが、購入まえに同社が倒産してしまいました。昨年、Bellflower locomotive Worksがまたこのmark IIの権利を買い取って作り始めているようです。
 今回中古品を入手しました。これは1994年に作られたもので、Berkely Locomotive Works製ですが、初期型がオシレーチングエンジンだったものを、ピストンバルブ式にした新型で、シリーズ2と呼ばれていたようです。
 45mmゲージ、ガス焚き。1気筒エンジン、レギュレータ、圧力計、置換式給油機を装備。ギアダウンしているので、エンジンの回転に比べてゆっくり走ります。エンジンの反対側にフライホィールがあります。
 昨日走らせようとしたところ、煙突の上で炎が燃えて、中に入りませんでした。バーナのノズルを掃除したら快調になりました(ノズルの穴は0.1mmくらいなので、電線をほぐして1本を使います)。煙室が密閉されていて、煙突内の排気管から水滴が中へ落ちると、一瞬で蒸発するため、このポップアウトでバーナがよく消えます。火の勢いを調整して、あまり煙室の方へ炎を出さないようにすると具合が良いみたいです。そういう調整に時間が取られ、動画を撮ったのは夕方でした。のちほどアップします。

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