スチームトラム2011年12月05日 10:54

 昨日の写真で奥にあった機関車です。自作品のスチームトラムですが、中身はMamodで、アルコール焚き、レギュレータ付きに改造されていました。支柱が壊れていましたが、パーツが揃っていたので、ハンダ付けをし直して組み立てました。素人くさい工作ですが、味があります。屋根の後部が継ぎ足されています。どうして1枚にしなかったのかは不明。手持ちの板がなかったのでしょうか。
 安全弁も良いものに交換されています。煙突と安全弁は屋根の上までパイプで延長。運転士が乗っていますが、炎に焼かれたようで、治療が必要です。
 昨日6台と書きましたが、ちゃんと数えてみたら8台でした。届いているのはまだ5台です(11/27に紹介した2台と、昨日の写真にあった3台)。

Iolanthe2011年12月06日 10:21

 Regnerのlumber Jackを改造した機関車で、名前はIolantheというようです。オペラの名前にありますね。アメリカ型のT型ボイラ機関車が見事にブリティッシュに変身しています。
 非常に凝った細かい改造が随所にあります。装備では、大きな汽笛を付け、給水のチェックバルブも装備。この2つは左側にあります。また、水面計のドレンバルブも付け加えられています。
 もともとはなかったランボードが取り付けられ、ディテールも凝っています。ランボードの下にはサンドボックスも。煙突にも真鍮の冠が。また、キャブもフェンスが追加され、丸い窓が開いています。元の機関車の形が思い出せないほどイメージが違います。
 この機関車は、2気筒のオシレーチングエンジンを、煙室の下、フレームの間に搭載して、ギアダウンして前の動輪に伝動しています。オスモータにも似た、レグナの動力ユニットを使っているのが特徴です。
 スチームアップしたところ、方々に圧力漏れがありました。一番酷いのは圧力計のところでした。それから、どうもエンジンがおかしいので、よく調べてみると、オシレーチングのピストンを押さえつけているスプリングが伸びきって、外れていました。これは重傷です。
 さっそく分解です。煙突の中にサマーランドチューファも装備していました。パイピングが複雑で、分解の手順がパズルのようです。Aを外すためにBを外す、そのナットにスパナを入れるためにはCを外す必要がある、といった具合です。
 最後の写真がエンジン部。右のピストンが外れています。スプリングが伸びてしまったのは、もしかしたら熱の影響かもしれません。火室のすぐ下ですからね。とりあえず、ステンレスの新しいバネを取り付け、組み直してみましょう。

Iolanthe修理後2011年12月06日 15:45

 ちょうど良いスプリングがなかったので、2mmも太いスプリングで代用しました。圧力計の配管はハンダで穴を塞ぎました。そのほか、溶け落ちたと見られるヘッドライトはネジ穴を切って留めました。まだ少し漏れがありましたが、走行には支障ありませんでした。この機関車はギアダウンしているから、サマーランドチューファは合わないような気がします。


スチームトラムの動画2011年12月07日 20:40

 気温が低くても風がない日は、アルコール焚きが走らせられます。先日修理をしたスチームトラムです。運転士は治療中のため無人です。大変静かに走りました。Mamodの性能の良さが現れています。


Green Dragon2011年12月12日 09:39

 これも最近入手した機関車で、各部ディテールアップされていますが、もともとは、Accucraftのエントリィ機Edrigです。今はもうEdrig自体が絶版になって後継機にバトンタッチしていますが、大変よく走る扱いやすい機関車でした。ボイラが少し太めなので、大きなスケールに改造するのに適しています。
 これは、16mmスケール(32mmゲージ)なのですが、ややボディが大きすぎますね。機関士も乗っていますが、これは小さすぎます。
 ラジコン仕様で、2chでレギュレータとリバースギアをサーボで動かします。塗装とラインはまえのオーナがやり直したものです。バンパなどにウェザリングが施されているように見えますが、ライブスチームは自然にうまく汚れるのです。
 いずれにしても、入門機を出すメーカこそが一流ですし、入門機の出来で、そのメーカの力が測れます。このEdrigが出た頃から、Accucraftは世界一のライブスチームメーカになったのではないでしょうか(個人的には、Roundhouseの方が好きですが)。

単気筒の機関車2011年12月19日 16:05

 オシレーチングエンジン単気筒、RegnerのWilmaを改造した機関車です。2段減速で、1:8くらいの減速比なので、エンジンがフル回転しているわりに鈍足です。


Auroraと客車2011年12月20日 08:24

 昨日動画をアップしたオーロラです。ドイツのRegner社のWilmaの改造車で、先日ご紹介したGreen DragonやIolantheと同じ作者による改造です(さらにもう1台あります)。
 単気筒なので、右側だけにエンジンがあり、左側には大きなフライホィールだけです。4倍×2倍のギアダウンをしているため、力は充分ですが、速度は遅くなります。走行音はほとんどギアの音。あきらかにギアードロコです。
 キャブの改造や塗装のおかげで、イギリス風の小型機関車の雰囲気になっています。汽笛やドレンコックが追加され、圧力計も小さなものに交換されています。逆転レバーも凝ったものになっていて、キャブから操作ができます。小物が沢山追加され、改造を楽しまれた様子が窺えます。
 機関車自体は大変好調でした。ガスタンクも大きく長く走り続けます。氷点下でしたが、プロパンなしの普通のガスで充分でした。イギリスもドイツも寒いですからね。
 客車は、木製のキットを組んだもので、やはり同じ作者によるもののようです。同じキットを組んだことがありますが、全然違うイメージに仕上がっています。重くてしっかりとした作りです。室内のシートも丁寧に布を貼って作られていました。でも、屋根も床も取れません。
 ゲージは32mm、スケールは16mm(1フィートを16mmにする、という意味で約19分の1)です。

Bertieと無蓋車2011年12月28日 09:03

 RegnerのLumber Jackを改造したIolanthe(12/6参照)、AccucraftのEdrigを改造したGreen Dragon(12/12参照)、RegnerのWilmaを改造したAurora(12/19, 20参照)と同じ作者による4台めは、Mamodを改造したBertieです。
 Mamodは、イギリスではもちろん、世界のライブスチームの入門機で、いわばライブスチームの頂点にある機関車といえます(たぶん最も沢山存在する機関車でしょう。欠伸軽便にも10台ほど在籍)。もともとイギリスナローの雰囲気のMamodを、さらにイギリスナローにしたのが本機です。
 ちょっとした改造なのですが、とてもMamodには見えません。動輪やロッドを見てようやくわかる程度。首振りのシリンダはカバーされています。長い煙突も大きな蒸気ドームもMamodとはシルエットが違います。沢山のディテールが追加されていますが、こういったパーツ類が多くのメーカで販売されているのがイギリスの模型環境です。
 装備としては、ガラス管の水面計、圧力計、ドレンコック、給水用チェックバルブなどがオプションで追加され、ガス焚きバーナに取り替えられています。さすがに、逆転機は煙室前のままですが、レギュレータは追加され、超小型サーボを装備。コードがリアへ出ているので、後続車に受信機を積んでラジコンで走らせていたようです。写真では、運転士がそのサーボの上に立っているので、キャブの屋根から頭が出ています(キャブ内はほとんどスペースがありません)。
 面白いのは、大きな蒸気ドームを上に外すと、もうひとつ小さい 蒸気ドーム(Mamodのもの)が入っていたこと。これだけ奇麗な塗装だと、炙り式のボイラで汚したくないな、と少し考えてしまいます。そういうわけでまだ走らせていません。
 ちなみに、後ろの貨車も同じ作者によるものと思われます。こちらは、ウェザリングが効いた渋い仕上がりですが、やはり細かいパーツが追加されています。

RegnerのShay2011年12月29日 15:12

 Regnerのキットで組み立てたShayです。イージィ・ラインのシリーズですが、キットはあまりイージィではありませんでした。屋根を高くして、7/8インチスケールに改造し、ヘビィなウェザリングをしました。首振りエンジンの2気筒、ガス焚きです。
 乗っている人形は、先日紹介した自家製です。前部にある水タンクは、モデルではオイルセパレータ(蒸気からオイル分を除去する装置)です。ガスタンクは、後部の薪の下。
 引いているカブースは、スケールが合いません。こちらはGスケールです。人形は16mmスケールなので、やや大きめです。

血圧計機関車2011年12月30日 11:48

 何年かまえに作った機関車です。縦型ボイラの中に、電動コンプレッサが入っていて、その圧縮空気で首振りエンジンを回します。コンプレッサは、壊れた血圧計(オークションで100円でした)から取り出したものです。32mmゲージ、16mmスケール。
 シャーシは木製、屋根とボイラと電池カバーは紙です。電池はモータの関係で6本も入っています。これが重いし、力もかなり弱いので、貨車が牽引できません。
 下の写真が裏側。プーリと輪ゴムで伝動します。上の写真でエンジンが床からナットで持ち上がっているのは、輪ゴムに合わせて調節したためです。4つの動輪は3点支持で追従性は良いのですが、軸受けが単なる穴なので、やや損をしています。ベアリングにしたら、もう少しましな走りになったでしょう。