インドの機関車2011年05月22日 11:55

 インドから届いた箱の中身はこれです。Paul Industrial Companyというメーカの製品です。向こうからメールで売り込みがあり、製品の1つを取り寄せました。このDLは、ヒマラヤ鉄道の機関車で、元はドイツ製です。2フィート半と、2フィートで使われたようです。モデルは32mmにしてもらいました(16mmスケールです)。
 モータは2機、12Vのシールドバッテリィ搭載。ラジコン仕様、サウンド装置付きです。完成品で値段は7万円くらいですが、今回インドから輸入するのに、各種手数料、送料、税金などで、製品よりも高額になりましたので、2倍以上にはなります(インドはカードもPayPalも使えません)。また、注文から3カ月かかりました(注文を受けてから作ったみたいです)。
 頑丈な作りで、ハンドメイド感がとても強く、まるで一般モデラが作ったものをオークションで入手したような感覚です。塗装も素人っぽく、またネジなども不揃いなのですが、自分で手を入れてみたくなる素朴さがあって、微笑ましさに溢れています。
 おもちゃのようなカラーリングですが、ほぼこれが実機のとおりのようです(実機は、前後のバッファビームも黄色だそうです)。ドアやサイドの点検扉が取っ手を回して開けられます。モータは各台車に1機ずつですが、それぞれ1軸しか駆動しません。ライトはいずれもLED。
 走らせてみたのですが、どうもギアが不調でモータがときどき空回りします。そこで、ギアボックスを外して、モータのウォームの当たりを、取付け金具の穴をヤスって調整しました。2つの台車とも直しました。
 あとは、ラジコン装置がガタつきます。これは電波の関係もあるので日本製に交換した方が良さそうです。スピーカをキャビンに内蔵していますが、サウンド装置は、エンジン音らしき一定の音が鳴るだけです。サウンド装置やスピードコントローラも、プリント基板ではなく、素人っぽい自作品でした。
 欠伸軽便のダージリンは、偶然ですがこの機関車と同じ色、マルーンでお揃いです。ヒマラヤ鉄道の貨車を作りたくなりました。

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