井上氏製作の2両2011年04月16日 09:22

 このたび欠伸軽便に移籍した井上氏製作の2両をご紹介します。
 いずれもOゲージです。まず、電気機関車の方は、ゼンマイ駆動で、動力はホーンビィの機関車から外したユニットが使われています。全体のスタイルは素晴らしく洗練されていて、井上氏のセンスが感じられるデザインです。
 こちらがその下回り。ゼンマイはかなり大きなサイズで、ボディいっぱいに収まっています。ゼンマイのスイッチ(逆転機とストッパ)は後部の窓からロッドが出ています。
 もう1両はライブスチームです。こちらは、ホーンビィのゼンマイ駆動機関車の上回りを利用していますので、上記の電気機関車の余剰パーツだったのでしょうか。エンジンは、安価なキットとして販売されている弁慶号のものが使われています。これは首振りエンジンではなく、片押しで、ピストンバルブ式です。ボイラは自作品で、縦に2本煙管が通っています。立派な安全弁が付いていますね。
 下回りの写真はこちら。アルコールタンクとバーナです。タンクは小さめですので、途中でアルコールを足す必要があるかもしれません。コンパクトな機関車ですが、無駄なくまとまっているあたりがさすがです。

LBSC Small Bass2011年04月19日 10:07

 3/12に紹介したレトロなライブスチームですが、LBSCの機関車だとわかりました。
 LBSCというのは、イギリスのLillian Curly Lawrenceのペンネームで、たぶんライブスチーム界では最も有名な設計者です。下の写真は、彼の伝記と機関車の本です。
 その本の中で、初期の作品として、Small Bassという機関車が掲載されていました。Oゲージか1番ゲージのナローです。フォルムも同じだし、ボイラや水管もまったく同じです。
 LBSC設計の機関車の多くは、動輪やシリンダブロックの鋳物が売られているので、そこから製作されたものだと思います。
 ちなみに、この機関車、2軸ともサスペンションが装備されています。まえに書いたとおり、ガラス管の入手が困難なので、水面計を取り外して、なんとか走らせたいと考えています。

ゼンマイ機関車2011年04月27日 07:41

 そうとう古そうなおもちゃの機関車です。1890年製と聞きましたが、本当かどうかはわかりません。かなり分厚い鉄板にリベットで作られています。塗装もされていますが、ほとんど色褪せている状態。
 ゲージは100mmくらいです。5インチと3.5インチの中間ですね。
 大きなゼンマイで、これはまだ元気です。ロッドで全輪を駆動します。軸受けは、いずれもサスペンションが効きますが、ゼンマイの動力装置全体が一方の動輪軸と一緒に上下する吊掛け機構です。
 床で走らせることはできます。線路が合うものがないので、なにか考えたいと思います。