マッキーン2011年03月10日 08:11

 長く探していたスタンダードゲージのマッキーンを入手しました。以前に見たものは青でしたが、今回は実物と同じ赤です。サイズはほぼGスケールですが、スタンダードゲージ(54mm)なので3線式です。比較的新しいモータになっていました。作られたのは最近(といっても30年くらいまえ?)でしょうか。なかなか重厚な走りを見せます。 室内のシートも作られていますし、ヘッドライト以外に車内の照明も点きます(もちろん豆電球)。
 おもちゃとしては充分に長い方ですが、それでも、実車よりはだいぶショーティになっています(たぶん、丸い窓が3つか4つ少ない)。あと、本物は、前部の屋根がもっと低くなり、顔が小さくなっていると思いますし、ヘッドライトは屋根の上ではなく、窓の下の鼻の位置にあります。ぐんと印象が変わりますから、改造しても良いかもしれません。実車は、ディーゼルカーです。ラッセル車ではありません(笑)。

パメラ2011年03月10日 15:32

 RoundhoseのPamelaという名の機関車です。サドルタンクですが、そのタンクとキャブの間に石炭を載せるタイプです。この機関車は、ガスではなくアルコール焚きです。Roudhouseは、1985年頃にガス焚きへ移行します(そのまえはオプションでした)ので、それよりもまえの製品になります。しかも、ボイラは炙り式ですから、炎の排気は煙突に出ません。ボイラの下に水管が3本、アルコールのバーナはパイプ式のものが4つです。


 ゲージは32mmに固定されています。ばらばらにしてスペーサを取り出せば、45mmにもなるようですが、簡単ではありません。キャブ内にはレギュレータしかなく、屋根と後壁が一緒に取り外せますが、操作をするものがないので、外す必要があまりありません。もちろん、炙り式なのでブロアファンも不要です。炎の音がしないので大変静かですが、逆に着火したかどうかがわかりにくいのが欠点。
 気温が低い(1℃)のによく走りました。アルコールタンクは50ccなので、スチームアップに半分取られ、走行は5分くらいでした。バルブギアはなく、スリップエキセン式です。
 RoundhouseのHPで見たところ、1984のDylanが近いのですが、キャブの屋根が違います。Pameraの名は見つかりませんでした。いずれにしも、同社の看板機関車Lady Anneの系列です。