Tom Rolt2010年11月18日 16:27

 ポンドが安かった3週間ほどまえに購入しました。Roundhouseの今年の新作で、Talyllyn鉄道の機関車、サイドタンクの0-4-2。45mmゲージ、ガス焚き、ラジコン仕様。
 Roundhouseのスケール機は、本当にディテールのバランスが素晴らしく、塗装も綺麗です。ただ、一番気に入っているのは取り扱い性の良さ。丈夫で壊れにくく、コンディション維持が楽で、いつでもすぐに楽しめます。たとえば、今回、屋根を磁石で引っつける新しい方式になっていました。
 この機関車で特徴的なのは、キャブのリアのフォルム。下の写真、ちょっとわかりにくいですが、窓のある上部だけが後ろに飛び出しています。あとから壁を作ったら、ブレーキハンドルが回せなくなってしまって、こうなった、みたいな形状ですね。
 Talyllyn鉄道の赤い客車も購入。3両あります。金属製ですが、ドアやディテールは全部印刷で、究極の壊れにくさを追求した製品。「走らせてなんぼ」という思想なのでしょう。こういった割り切りは、模型飛行機の世界ではむしろ美学とされているもので、「フライング・スケール」と呼ばれます。機関車だったら、「ランニング・スケール」でしょうか。走っている姿が本物らしいことが大切、という価値観です。日本のモデラは、「ディスプレィ・ディテール」や「ルーペ・ディテール」に少々拘り過ぎの傾向があるように見えます。もちろんそれが悪いとはいいませんが、少なくとも、それが「最高峰」ではないでしょう。
 早くレイアウトを作って、走らせたいですね。機関車たちが沢山出番を待っています。

コメント

_ おおきにくに ― 2010年11月19日 05:44

まったくそのとおりです。
ところで弁装置が威張っていますね。

_ ある株主 ― 2010年11月19日 10:08

あの機関車トーマスと密接な関わりをもつタリスリン鉄道の機関車ですか
きれいな緑色ですね.たしかタリスリン鉄道の標準カラーだったような

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