ダージリン2010年10月10日 08:15

 ダージリン・ヒマラヤ鉄道の有名な機関車で、Roundhouseのライブスチームのダージリンです。紅茶のダージリンの産地でも有名ですね。実物の機関車は、色がブルーですが、僕はあえて違う色を指定して購入しました。
 まえにも写真を紹介しましたが、5人のクルーが乗っていています。そのうち、キャブに運転士と助手がいて、あとの3人は車外というか、危ない場所にいます。キャブの前の石炭の上に座っている人はコールマンで、石炭をハンマで割るのが仕事みたいです。
 先頭にいる2人は、サンドマンです。坂道で機関車がスリップしないように砂を撒き続けるのが仕事です。
 このサンドマンが実際に仕事をしている様子が、こちらの映像で見られます。
 普通の機関車は、砂を撒く装置が付属しているのですが、どうしてこの機関車は機械にせず、人間を2人も使うことにしたのかはよくわかりません。砂の準備(粒径調整や乾燥)が面倒だったのか、それとも人間が余っていたのか。
 ところで、バックするときは砂はどうするのか、というと・・、そうです。サンドマンがキャブに乗るわけです。

フォーニィ2010年10月24日 11:53

 アメリカン・ナローといえば、シェイの次くらいに思いつくのがフォーニィです。ようするに4-4-0(アメリカン)がバックした軸配置です。もしかして、実際にバックの方が得意なのでしょうか。
 アキュクラフトからルビィを変形させたフォーニィが安価(数万円台)で出ているのですが、フォーニィには少し煩い方なので、どうしてもフォルムが気に入らず、手を出していません。同じように考えた人がいたようで、ルビィを改造して2フィータのオリジナルにさらに近づけたものが、この機関車です。ボイラカバーを被せ、ドームを1つだけにしているほか、キャブの形も良い感じに修正されています。ほんの少しの違いなのですが、「ああ、これならばフォーニィだ」と感じ、購入しました(中古品なのでルビィと同じくらい安く買えました)。
 思えば、乗工社のフォーニィが格好良すぎて、そのイメージがつきまとっているのかもしれません。初めて乗工社のショールームで購入したのもフォーニィでした。
 なんと、こんなに大好きなフォーニィなのに、ライブスチームでは初めてでしょうか。と思ったら、自作の7/8インチスケールのフォーニィが1台ありましたね。10年くらいまえだったでしょうか、Roundhouseのフォーニィも、ほんの少しフォルムが気に入らなくて見送ったのですが、すぐに絶版になってしまい、今思えば、買っておくべきだかなとちょっと後悔しています。